登山ご飯と言えばフリーズドライ、より美味しく温かい食事ができる機能的で頼もしいフードコジーとは?

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そもそもフードコジーって⁉️

こんにちは!
YAMATOMO.FUNの山下です。

フードコジーの意味を調べてみると、

アメリカでは、Food Cozy、イギリスだと、Food Cosy

とちょっとスペルが違うようです。

意味は、Foodは名詞の「食べ物」、Cozyは形容詞で「居心地が良い」
Food Cozyを直訳すると「心地よい食べ物」的な感じでしょうか。

英語圏でフリーズドライなどの保温のためのカバーを意味する言葉として使われています。
それをそのまま、カタカナ読みにしたのがフードコジーのようです。

そのフードコジー、サイズや使っている素材などはメーカーによって様々。
自分に合うフードコジーと出会えると良いですね!

YAMATOMO.FUNのフードコジー【U.L. FUN Meal】(ウルトラライト ファン ミール)は、お客様から「痒い所に手が届く」と言って頂けることが多い人気のプロダクトです。

そんな【U.L. FUN Meal】の開発ストーリーの一部をご紹介します。

最初のU.L. FUN Meal

YAMATOMO.FUNのU.L. FUN Mealは、試作段階で最初に作った時は、中の断熱材はプロダクトととしてリリースした時とは違うものを使っていました。

最初は、某人気メーカーと同じ素材の断熱材の3Mのシンサレートを使っていました。
このシンサレートは布団の綿みたいな感じに柔らかいので、折り畳んだりでき、使わない時にコンパクトにできるところが良いです。あと素材の軽さもまずまずULに適っています。

初めて試作に取り組んだのは、実は5年ぐらい前で、その時は今のU.L. FUN Mealと同じような構想は描いていたものの、なかなか思うように作れず苦戦し出来上がらなかったんです。

その時から数年経って、なんとなく作る気になり、

ハンドホルダーが付いているフードコジーは市場に出ていたので、絶対付けようと思っていたのですが、その延長で何となく、

tomo
tomo

スプーンをさせるようにしたら

良いんじゃね?!

と閃いて、スプーンホルダーを付けて一気に作ってみたら最初のU.L. FUN Mealが出来上がりました。
その時使った断熱材はシンサレートでした。

↓こちらがその最初に出来上がったU.L. FUN Mealで、近場の山でフィールドテストした時の画像です。

最初に作ったのは上の画像の左側の少し大きいサイズで、少し小さくしたのが右側で2番目に作ったU.L. FUN Mealです。

tomo
tomo

なんか、良くない⤴︎!

teru
teru

うん、良い感じだね!

この時はまだ、下記の画像のようにハンドホルダーとスプーンホルダーが一体のデザインでした。

完成したU.L. FUN Meal

最初に試作したU.L. FUN Mealから、少しずつ手直ししながら、試作をかれこれ10個以上作って完成したのが、今のU.L. FUN Mealです。

最初のU.L. FUN Mealは、持った時にカトラリーを刺しておくと手に干渉してしまうので分けることにしました。

食事は代謝熱を生産し体を温める効果的な方法の一つであり、寒い時期は特にフリーズドライなどの食事が最後まで温かいまま食べられることに拘りたかったので、内側の素材については機能性を重視し、より保温効果が高いアルミ遮熱材のアストロフォイルに変更しました。

アストロフォイルは、梱包などに使うプチプチの両面にアルミが蒸着されている本来は建築素材ですが、高い遮熱効果と軽さが特徴です。

完成したデザインのU.L. FUN Mealは、さらにコンパクトにはなりませんが、軽さはなんと約27.5gと超軽く、十分ULに適っています。

進化したU.L. FUN Meal

プロダクトとしてリリースした初期のU.L. FUN Mealから現在のU.L. FUN Mealは、自分たちで継続的使っていて感じたことやユーザー様のフィードバックなどを参考にし、改良し進化しています。

改良したポイントは、主に次の2つです。

1.アストロフォイルの使い方

U.L. FUN Mealは、もちろん私もいつも使っています。

当然と言えば当然ですが、かなりヘビーユーザーです。笑

フリーズドライなどの自立するアルミパッケージは、両端部分や底の端部分が固いため、何度も出し入れしていると内側のアストロフォイルに蒸着しているアルミがボロボロになり、禿げてきてしまいます。

アルミが禿げてしまうと輻射熱を利用できなくなってしまい、保温効果が落ちてしまう可能性があります。

そこでアストロフォイルの表と裏の強度を検証してみたところ、多少違いがあることが分かり、より耐久が強い方を内側にしてまずは試作を作りました。

裏と表を変更して全く同じように形成しているのですが、若干外観のラインが変わったのと、立てて置いた時の安定感が違いました。

置いた時の安定感を確保するために少し工夫し、機能を優先し仕様変更することにしました。

2.面ファスナーの取り付け方

2つ目は、面ファスナーの取り付けを変更しました.

最初の仕様では、面ファスナーは横向きに設置していましたが、ユーザー様のフィードバックなどもあり、縦向きに変更しました。

フリーズドライを入れて蓋をした時に、面ファスナーを合わせる位置により、フリーズドライのサイズに合わせて対応できるようになりました。

         ↓

お客様のレビュー

U.L. FUN MealはYAMATOMO.FUNの中でも人気のプロダクトです。

ぜひ、Instagramのお客様のレビューもご覧ください!

Instagram
YoHEY/宮城県在住ソロキャンパー on Instagram: "クラファンで支援購入してからなかなか使う機会がなかったYAMATOMO.FUNの『U.L. FUN Meal』。先日の秋田キャンプでやっとデビューしました。 私がキャンプ時の夕食に良く利用する尾西のアルファ米がジャストフィットするフードコジーです。外側の生地はDCF素材で超軽量。内側にはアストロフォイルと呼ばれるアルミ遮熱材を使用しているため保温力が高く、秋冬のキャンプやハイキングでも温かい食事を楽しめます。 天然木のスプーンは1本1本が作家さんの手作り。軽量で口当たりが柔らかくとても気に入っています。 #camp#camping#solocamping#キャンプ#ソロキャンプ#徒歩キャンプ#徒歩ソロキャンプ #backpacking#バッグパッキング #outdoor#アウトドア#outdoorlife#アウトドアライフ #ul#ultralight#ultralightgear#ウルトラライト#ウルトラライトギア #yamatomo_fun#ulfunmeal @yamatomo.fun"
17 likes, 0 comments - yohey_outdoor on May 31, 2024: "クラファンで支援購入してからなかなか使う機会がなかったYAMATOMO.FUNの『U.L....

まとめ

今回は、U.L. FUN Mealの開発当初から進化した現在のU.L. FUN Mealまでのストーリーをご紹介しました。

U.L. FUN Mealが、あなたのアウトドアライフがより楽しくなる一助となれば嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました!
YAMATOMO.FUN
tomo

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