こんにちは!
YAMATOMO.FUNのtomoです。

山で食べるご飯って
なんでこんなに美味しいだろう
って思ったことないですか?
どんなご飯でも毎回、思うのですが・・・・
そんな美味しい山ご飯も、冬の寒い時期では、熱々のお湯で作ったカップ麺やフリーズドライのご飯も、本当にアッという間に冷めてしまうんですよね〜。
寒い山だからこそ、食べ終わるまで温かいままでいてほしい。
温かいものを食べると、身も心もほっこりします。
そんな思いから作り始めたのが、フードコジー「U.L. FUN Meal」です。
フードコジーは、食べ物の容器や袋を入れて、温かさを保つための道具です。
今回は、最初の試作から、山で使いながら改良を重ねて今の形になるまでをお話しします。
そもそも、フードコジーって?
フードコジーは、フリーズドライ食品などの袋や容器を入れ、食事の温かさを保つためのカバーです。
英語では、アメリカでは「Food Cozy」、イギリスでは「Food Cosy」と書かれることがあります。
「Food」は食べ物、「Cozy/Cosy」は居心地のよさや温かみを表す言葉。
そこから「フードコジー」という呼び名が使われています。
ひと口にフードコジーと言っても、サイズや素材、形はさまざまです。
YAMATOMO.FUNのU.L. FUN Mealは、お客様から「痒いところに手が届く」と言っていただくこともある道具。今の形になるまでには、いくつもの試作と改良がありました。
最初の挑戦は、完成までたどり着けなかった
U.L. FUN Mealの試作に初めて取り組んだのは、現在の形ができるよりもずっと前のことです。
そのころから、今のU.L. FUN Mealにつながる構想はありました。
でも、思い描いたものを実際に形にするのは難しく、最初の挑戦では完成させることができませんでした。
それから数年が経ち、再び作ってみようという気持ちになりました。
ハンドホルダー付きのフードコジーはすでに市場にあったので、持ち手は付けたいと思っていました。
そして、そこからふと浮かんだのが、スプーンの置き場所です。

スプーンをさせるようにしたら
良いんじゃね?!
この思いつきをきっかけにスプーンホルダーを付け、一気に形にしたものが、最初のU.L. FUN Mealでした。
最初の試作を山で使ってみた
最初の試作では、内側の断熱材に3Mのシンサレートを使いました。
布団の綿のように柔らかく、折り畳んでコンパクトにできる素材です。
軽さも、U.L.の道具に使えると感じていました。
できあがったものを持って、近場の山でフィールドテストをしました。
↓こちらがその最初に出来上がったU.L. FUN Mealで、近場の山でフィールドテストした時の画像です。

最初に作ったのは写真左側の少し大きいもの。
そのあと、右側の少し小さいものも作りました。

なんか、良くない⤴︎!

うん、良い感じだね!
形になったものを山で使えたのは、うれしかったです。
ただ、このときはまだ、ハンドホルダーとスプーンホルダーが一体になったデザインでした。

持ち手とスプーンホルダーを分けた理由
最初の試作では、スプーンなどのカトラリーをホルダーに差したまま持つと、手に干渉してしまいました。
スプーンの置き場所があっても、食事中に持ちにくくては使いづらい。
そこで、ハンドホルダーとスプーンホルダーを分けることにしました。
こうして少しずつ手直しを重ね、完成までに作った試作は10個以上。
実際に使うことで初めて気づくことを、ひとつずつ形に反映していきました。
最後まで温かく食べたくて、断熱材も変更
最初に使ったシンサレートには、柔らかく折り畳めるという良さがあります。
でも、私が大切にしたかったのは、食事は代謝熱を生産し、体を温める効果的な方法の一つでもあり、寒い時期でもフリーズドライなどの食事を、山というフィールドだからこそできるだけ最後まで温かいまま食べられることにこだわりたいと思いました。
そこで、内側の素材は保温性を重視し、シンサレートからアルミ遮熱材のアストロフォイルに変更しました。
アストロフォイルは、梱包材のプチプチのような素材の両面にアルミを蒸着した、もともとは建築用の素材です。遮熱性と軽さが、この道具に合うと考えました。
完成したU.L. FUN Mealは、初期の試作のように折り畳んでさらに小さくすることはできません。
それでも重さは約27.5g。
温かい食事のために選んだ素材を使いながら、U.L.の道具らしい軽さにも仕上がりました。

発売後の改良① 内側のアストロフォイルの向き
プロダクトとして発売したあとも、自分たちで使い続けて気づいたことや、お客様からいただいた声をもとに改良してきました。
もちろん、私自身もU.L. FUN Mealを使っています。
かなりのヘビーユーザーです。笑
使い続ける中で気になったのが、内側のアストロフォイルの傷みでした。
フリーズドライ食品などの自立するアルミパッケージは、両端や底の端が硬くなっています。
何度も出し入れすると、その部分が内側の素材に当たり、アルミがボロボロになり、剥がれてしまいます。
アルミが剥がれると、熱を反射する働きが弱まり、保温性にも影響する可能性があります。
そこでアストロフォイルの表と裏の強度を比べてみたところ、多少の違いがあることが分かり、より傷みに強い面を内側にした試作を作り、使い心地を確かめました。
ただ、素材の表裏を変えると、同じように作っても外側のラインが少し変わり、立てて置いたときの安定感にも違いが出ました。
置いたときに安定するよう工夫を加え、機能を優先して仕様を変更しました。
発売後の改良② 面ファスナーの向き
もうひとつ変更したのが、蓋を留める面ファスナーです。
初期の仕様では横向きに付けていましたが、お客様からのフィードバックも参考に、縦向きに変更しました。
面ファスナーを留める位置を変えられるので、中に入れたフリーズドライ食品の袋のサイズに合わせて、蓋を閉じやすくなっています。

↓

お客様やYouTuberの方が紹介してくださいました
U.L. FUN Mealを使ってくださっているお客様が、Instagramに山での食事の様子を投稿してくださっています。
また、YouTubeでも何人かの方がU.L. FUN Mealを紹介してくださいました。実際に手に取って使い心地を伝えていただけるのは、作り手としてとてもうれしいです。
私たちが試作を重ね、山で使いながら作ってきた道具が、それぞれの山ご飯の時間に加わっている。そんな様子を見られることが、ものづくりを続ける励みになっています。
ぜひ、皆さんの投稿や動画もご覧ください!
Instagramでのご紹介
YouTubeでのご紹介
これからも、使いながら
最初は構想を形にできず、再び作り始めてからも10個以上の試作を重ねました。完成後も、山で使う中で見つけたことやお客様の声をもとに、素材の使い方や細かな仕様を見直しています。
U.L. FUN Mealが、寒い山でも最後まで温かいご飯を楽しむための、頼もしい道具になれたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
YAMATOMO.FUN
tomo
U.L. FUN Mealの詳しい仕様は、オンラインストアの商品ページからご覧いただけます。



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